創業延享元年<1744年>
長崎雑煮
長崎雑煮 名(唐人菜)を上げて
長崎市特産推奨品
1571年、ポルトガル船の入港以来、長崎には諸外国より様々な文化や食材が入ってきました。
長崎の旧家に270年以上前より現在までほとんど形を変えることなく伝わっております御雑煮を「長崎の伝統の味」としてお届けいたします。
唐との貿易が盛んに行われ、唐船により入りました唐人菜を一年の最初に頂く御雑煮で「名(菜)を上げて」と縁起をかつぎます。
皆様の一年が幸せな年となります様にお祈り致します。
長崎雑煮
1603年、イエズス会長崎コレジオ発刊の「ポルトガル語の付したる日本語辞書」にZoniの文字が記載されている。以来、長崎の雑煮は有名で、寛政九年(1797)編緝の「長崎歳時記」や足立正枝の「長崎風俗考」にも次のように記してある。長崎の雑煮は長崎趣味を専らとしたものにて他土に誇るもの也また、長崎市立博物館創立に多大の貢献を残された林源吉翁も「長崎雑煮」について次の様のように推奨されている。お正月の餅吸い物は地方によって、それぞれ異なるが、長崎のお雑煮は特に美味であり、栄養価にも富、なかなか評判がよく長崎名物の一つである。
なお本品は延享元年(1744年)以来唐物(俵物)輸出商として有名な旧家入来屋に伝えられた長崎料理で有り、郷土の風味がよく残されている。
越中哲也誌す(長崎歴史文化協会理事長)
近年、お正月にお雑煮を食べない家庭が増えていると聞きます。
お雑煮で新年をお祝いしたいが、手間がかかりすぎることや、作り方がわからないという理由でお雑煮から遠ざかっている方々も多いのかもしれません。
伝統の味を守りながら、もう少し手軽に、新年をお祝いいただくことができないものか…
私どもの課題でした。
私ども入来屋は1744年(延亨元年)の創始。これはアメリカの建国よりも古いのです。その当時より当家に引き継がれて伝わっております長崎雑煮を、味をはじめ内容をあまり変えることなく商品化致しました。長崎雑煮は、食べてみたいお雑煮ランキング(2009年日本経済新聞)ナンバー1に選ばれた人気のお雑煮なのです。
長崎雑煮 名(菜) を上げて
包丁もまな板も不要。お年を召した方、料理が苦手な方にも喜ばれます。
お雑煮の一番上に盛る唐人菜は、唐船により中国から運ばれてきたもので現在長崎の伝統野菜となっております。
3,024円
冷凍品
かつお、昆布、干ししいたけで摂りました上品なだしに、長崎県産を中心にした13種類のしっかりした具材を使いました。
(一部佐賀産のお餅、熊本、福岡産の野菜を使っています。年によっては一部国内産)
<1人前>
・だし250cc
・お餅2個
・ぶり切り身(天然物)
・鶏肉かまぼこ2種類
・昆布巻きかまぼこ唐人菜
・人参
・ごぼう
・たけのこ
・里芋
・しいたけ
・大根
お雑煮の作り方
<調理時間:約5分>
*お召し上がりになる一日前に冷凍庫から冷蔵庫に移して回答して下さい
①だしの入っている袋を開けてだしを鍋に移し、中火で沸騰させない様に温めます。お餅はトースターでこんがり焼くか、別鍋にお湯を入れてその中で茹でるかお好みで温めて下さい。
②具材を①のだし汁の入った鍋の中へ静かに入れて、沸騰させない様にゆっくりと中火で温めます。
③具材が温まったら火を止め、お椀に大根を最初に入れその上にお餅をのせ(大根の上に餅をのせることで餅がお椀にくっつくのを防ぎます)あとは彩りよく盛り付け最後に唐人菜をのせ、だしを張ります。
1セット2名分
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